突然亡くなった父親の葬儀について

今年の夏に外出した先で倒れてしまい、翌日警察からの電話で搬送された病院に行ったときはすでに亡くなっていました。
あまりに突然でしたが、喪主は母親で父親の葬儀をしなけければならなくなったので葬儀屋さんにお願いしなくてはなりませんでした。

幸い祖母が25年前に亡くなった時に葬儀の積み立てをしていたので、すぐに連絡したところ病院の人とコンタクトしてくれたので、病院から実家まで父親の遺体の搬送がスムーズにいくことになりました。

昔のような金ピカの霊柩車を頼む人は少なくて、近所への配慮もあり一見普通の車ですが多少長めの車を利用することが多いようです。
霊柩車の後ろの座席は座れるようになっていて、ストレッチャーに載せられた父親の隣になれました。
ストレッチャーのまま玄関から入れるときに狭くてはいらなかったので玄関(ドア)を分解してやっと入れることができました!

ここから葬儀までの段取りがはじまりますが、最初にしなくてはいけないのは銀行から葬儀に必要と思われる金額を急いでおろしておくことです。
また、その次に葬儀で大事なのは、葬儀場の会場の予約です。このときに、日時も重要ですが、場所と広さが問題になります。
都内では葬儀場と火葬場がセットになったとこは限られるので早めに予約しないと後になってしまいます。家の近くか親戚か来やすい駅の近くで交通の便はよいとこかで迷うことが多いです。

参列する人も家族葬ベースか近所の人を含めるか生前お世話になった会社関係の人を呼ぶかでかなり人数が異なります。
父親の場合は会社で役員まで勤め上げたのですが連絡する人を絞りましたが、参列した人はお通夜と告別式合わせて150人ほどになり、会場の待合室が一杯になってしまいました。

葬儀屋さんとお坊さんとは直接関係ないので別に頼む必要がありますが、戒名を必要とする場合はお経と合わせるとかなりの金額を覚悟することなになります。
父親の場合は多少見栄もあったので50万位かかりましたが、都内では相場といわれましたが本当のところはわかりません。

葬儀では祭壇、棺、生花、食事にランクがあり、葬儀代に影響があります。
派手にしたい方や質素にしたい方など故人に対する想いか残された人の生活が大事かで考え方の違いにより一概にはいえませんが、最近は家族葬のように質素にする方が多いそうです。
父親の場合は世間体もあったので中間レベルでしたが、全部合わせると200万円近くかかりました。香典返しを合わせるとさらに多くなっています。
父親の場合は突然でしたので遺書もなく葬儀にたいする想いもわかりませんでしたが、できれば生前に希望レベルでも聞いておいた方がよかったなとつくづく想いました。