お葬式での作法・ルールの地域によっての違いに唖然としました。

お葬式、こればかりは急なことが多く、準備をしている暇がないのでいつもバタバタとしています。
特に、まだ20代前半くらいのときはお葬式に縁がなかったので、喪服すら用意できずにいたため、知り合いに急遽借りに行ったりして大変でした。

今では喪服もやっと一式揃えることができたので、準備するのはお香典とお悔やみの言葉くらいなので前よりはバタバタせずに行けるのですが、家や地域によって常識が違うのでそのたびに緊張しますね。

以前、上司のご家族の式に参列する際は、お香典はいらないといわれていたのですが、いらないと言われて本当に用意しなくてもいいのかどうかで迷いました。
こちらとしては、お世話になった方の関係者であれば、少しばかりではありますが、気持ちとしてお渡ししたいのですが…。
ただ、話をきくところによると、式でバタバタしてお金もかかる中、香典返しのことも考えるのは大変だときくと、それも分かります。
ただ参列してもらえるだけの方が、遺族としては楽かも知れません。
迷った末、とりあえず用意しておき、お断りされるようであればそのまま持ち帰ればいいかと思い、用意しておくに越したことはないかな?と思いました。

身内の葬儀では、主人の実家が遠方にあるため、急な帰省でお金を用意するのが大変でした。
片道700キロほどあるので日帰りは厳しく、実家に泊めさせていただくので、交通費、お土産代、お香典、お花にかかるお金、久々の帰省ということで、甥や姪に何か買って行ってあげたり…。
いつでも帰省できるよう、貯金とは別に帰省積み立てをしているにも関わらず、足りませんでした!
遠方なので付き合いが普段ないため、葬儀で親戚の方たちに会っても名前と顔が覚えられずにアタフタしますし、このときだけはしんどかったです。

またお焼香、お念仏のときのルール等が私の地元とはかなり違っており、人の真似をすることに必死になってしまい、弔う気持ちが薄れてしまって反省しましたね。
不幸なことへの準備はしたくないですが、いざというときに困って気持ちが泳いでしまうと嫌なので、勉強しておかないといけないと感じました。